4月にわずか57歳で急逝した歌手プリンスには、莫大な遺産がある。「その一部でも良いから手に入れたい」という数百名もの人々が、“血縁の有無”を調べようと躍起になっているようだ。
天才と呼ばれた人気歌手プリンスの死に大勢の音楽ファンが涙する中、血縁の有無を調査する団体にはリサーチ依頼が殺到。その総数たるや、700人に達する勢いだという。
親戚・血縁関係などを調査する団体『Morse Genealogical Services』のスタッフは、『Daily Mail』にこう伝えている。
「弊社の電話はひっきりなしにかかっている状態です。600回から700回はかかってきていますよ。」
「“(プリンスと)同じ地区で暮らしていた。だからきっと親戚関係があります”なんて言う人もいます。“家族写真にプリンスも写っていたんです”などと言う人も。」
しかし同団体に調査を依頼するには、誕生や結婚、死亡、離婚などに関する正式な書類が必要とのこと。それを考慮すると、実際に調査を受けられる人の数はずいぶん絞られそうだ。なお『NYポスト/Page Six』によると、プリンスには同じ両親をもつ妹が1人、また半分血のつながったきょうだいが5人いるという。そのうち妹は「肝心の遺書は遺していなかった」と語っており、今後の遺産の行方に注目が集まっている。
出典:https://www.instagram.com/prince
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)