現地時間18日夜、ある男がバッキンガム宮殿への侵入を図ったとして身柄を確保された。その時エリザベス女王と夫エディンバラ公フィリップ王配は宮殿内にいたというが、男との接触はあったのか。
不審者がバッキンガム宮殿の外壁をよじのぼろうとする姿を捉えたのは、バッキンガム宮殿周辺に設置されている監視カメラ。この姿を確認した警官らが駆けつけ、40代の男の身柄を確保。男は武装していなかったものの、不法侵入容疑で逮捕された。
男の逮捕時、エリザベス女王と夫エディンバラ公フィリップ王配は宮殿内に。しかし男との接触はなく、男の逮捕を知らされたのは翌朝のことだった。
当局は、早急に男の身柄を確保できたことに対し「セキュリティ対策がうまく行き、危険に晒される人もいませんでした」とメディアにコメントした。ちなみに宮殿を守っているのはロンドン警視庁で、武装した警官らが常に待機しているとのこと。宮殿内に女王らがいない日もそれは同じで、常に緊張感を持ち監視することで王族の安全を確保している。
しかし不法侵入を試みる者は絶えず、1982年には女王の寝室に男が侵入。すぐに気付いた女王が慌てず対処したため大事には至らなかったものの、これを機に宮殿の警備体制の見直しがなされたという。
出典:https://www.facebook.com/TheBritishMonarchy
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)