ソフトクリームがやけに美味しい季節になった。ただし運転と同時にそれを食べるのであれば、「股間にクリームがボタッと落ちても冷静に安全運転を続けられる」という方だけにお願いしたいものである。このほど米カリフォルニア州で…。
23日午後3時ごろ、カリフォルニア州サンバーナーディーノ市の公道で、80歳の高齢男性(名前などは明らかにされず。一部では70代後半との情報も)が自損事故を起こしたことを『San Bernardino Sun』紙ほかが伝えている。現場は9thストリートの「インディアン・スプリングス高校」の付近で、東方面に向かって走っていたその車は縁石に乗り上げ、街路灯の支柱にぶつかってから「Granite Centergate LLC」というキッチン調理台専門店の駐車場で停止した。
サンバーナーディーノ市警察のマイケル・テイラー氏が発表したところによれば、男性は重傷を負ってロマリンダ大学医療センターに運ばれたが、命に別状はないもよう。また事故の原因について、「目撃者の証言では男性はソフトクリームを食べながら運転しており、ある時点でそれが落ちてズボンを汚したもよう。その動揺でハンドル操作を誤った可能性がある。男性の回復を待ってから事情聴取を行いたい」などと述べている。
運転も高齢になるにつれ、注意力、反射神経、そして運転技術そのものがどうしても衰えてくる。また窓から虫が入ってくるなど運転中にハッとするような出来事が生じると、高齢者の場合は特にそちらにすべての注意力が向いてしまうことがあるとも言われている。日本でも高齢者の運転する車が小学生の集団登校の列に突っ込むといった事故が発生しているが、あまりにも些細なきっかけで前方への注意を怠ってしまったケースが多いことには驚かざるを得ない。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)