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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】トーキングタブレット型玩具の限界? 「仏語の“5”はまるでFワード」(英)

複数の言語を操るような賢い子に育ってほしいと願う親が多いのは万国共通。わが子に数字を英語とフランス語で覚えてくれればと考えた両親が購入した、トーキングタブレット型の幼児向け玩具。しかしその「5」には大きな問題があったようだ。

「その音を聞いてすぐに、まるで“ファッ*”と言っているみたいって思ったわ。こういうマシンが娘の発語にも影響を与えるというのに、まさか最初の言葉がFワードだなんて絶対に許されないわよね。」

英メディア『mirror.co.uk』にこう話したのは、バークシャー州ブラックネル在住のサマンサ・ナッシュさん(22)。生後8か月の娘アメリア・ローズちゃんのために、スーパーマーケットの「アズダ(ASDA)」でLittle Tikes社の『My First Controller』というトーキングタブレット型幼児向け携帯電話を1000円弱で買ったが、この製品にひどく腹を立てているというのだ。

数字を英語とフランス語で覚えられると謳っているその製品。サマンサさんはフランス語モードに設定しておいたといい、翌日にアメリア・ローズちゃんが「5」を長く押し続けた時、“サンク”のはずがマシンは“ファッ*、ファッ*、ファッ*…”と連呼。パートナーであるジェームズ・エンプソンさんと共に不快感で面食らってしまった。2人は今、Little Tikes社に「返品したいので返金と謝罪を」と求めているが、すべての商品を市場から撤収すべきだと述べるなど相当怒っている。

もっとも「このようなタブレットで言葉を覚えさせようというのは無理がある」とは多くのママたちの共通した意見である。なにしろトーキングマシンが内蔵された幼児向けの人形、玩具、学習教材には発音や音声が不明瞭なものも多い。また音声はかなり明瞭であるものの、テレビ漬けの子供は発語が遅くなると話す専門家は多い。やはり家族が肉声で語りかけて言葉を教えさせるのが一番であるようだ。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)