米カリフォルニア州のサンタクラリタから、許し難い性的虐待事件の話題が飛び込んできた。近所の複数の子供たちに対し、次々と性的なイタズラを繰り返した夫婦が逮捕されたことを『ロサンゼルス・タイムズ』ほかが伝えている。
大変悪質なカップルによる性的虐待の犠牲となったのは、近所に暮らす3歳から17歳までの少なくとも10名。ロサンゼルス郡保安部が管轄するサンタクラリタ・バレー警察署は、この事件でニューホールに暮らすフランシスコ・アヴェンダーノ(42)とジャクリーヌ・ウォズワース(32)の夫婦を逮捕したことを発表した。犠牲者の数は今後も増えるかもしれないという。
ウォズワースは近所に次々とママ友を作り、十分親しくなった頃その子供に「うちに泊まりにいらっしゃい」と声をかけていた。こうして近所の子供たちを次々と自宅に招き入れ、夜になると夫婦で性的なイタズラを行ったもよう。そんな中でこのほど12歳の少年が「あの家で不愉快な出来事があった」と母親に告白した。その後、この夫婦による犯行は2001年1月から2015年12月にわたり繰り返されたことが判明。強く口止めした上で子供たちを自宅に戻していたとみえ、これまで一度も事件が明るみに出ることはなかったという。
14歳未満に対する性的行為は特に厳しく罰せられるが、このたびの起訴内容においては犠牲者のうち7名が該当するもよう。しかしアヴェンダーノとウォズワースはいずれも無罪を主張。ウォズワースには22万ドル、そしてアヴェンダーノには2百万ドルと非常に高額の保釈保証金が設定された。予備審問は5月25日。もしも裁判で両者に有罪の判決が下った場合、ウォズワースには10年以上、そしてアヴェンダーノには135年もの服役が言い渡される可能性があるという。
出典:http://www.latimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)