イギリスで最近、「今日はイヤ」と性行為を断った女性がボーイフレンドから顔面を殴られるという事件が起きていた。彼女が拒んだ理由は月経の真っ最中であったから。デリカシーに欠けた男、そのあまりの身勝手さと凶暴性に波紋が広がっている。
ロンドンで少し前、ザヴィエル・プレヴァットという25歳の男が交際中の女性を殴って傷害容疑で逮捕・起訴された。顔面を思い切り殴られ、鼻骨を骨折したセリーナ・バイダスさん。「今日はアレだから無理よ」と言った途端にザヴィエルの逆鱗に触れたのであった。英メディア『dailymail.co.uk』ほかが伝えているところによれば、セリーナさんは幼い息子を育てているシングルマザー。鼻骨骨折のため悲痛な声で警察に通報して助けを求めたという。
事件当日、ザヴィエルから「話がしたい。謝りたいことがあるからプリムローズ・ヒルの公園に来てほしい」として呼び出されたセリーナさん。そこには息子も連れていったが、ザヴィエルは会話より何より“セックスしたい”と彼女の体を求めてきた。息子も一緒であるうえ、彼女は月経の真っ最中であったことからそれを断るとザヴィエルは突然態度を豹変させ、こう怒鳴りつけながらセリーナさんを殴り始めたという。
「息子の目の前でお前を強姦してやるか!」
「お前の顔なんてグシャグシャに潰してやる。他の男が寄ってこないようにな。」
思考回路はひどく自己中心的で身勝手、そして“セックス依存症”であることを思わせるザヴィエル。このほどブラックフライアーズ刑事裁判所でその裁判が行われ、有罪答弁を行ったザヴィエルには懲役2年の実刑判決が言い渡された。
月経の期間にある女性の体は抵抗力が落ちている。そのような状態でのセックスはストレスから出血量が増すことがあり、血液と体液の両方が触れあうことから性感染症にもかかりやすくなる。また子宮内膜組織を含んだ血液が、セックスによって排出どころか逆流させられるため子宮内膜症にもなりやすいことがわかっており、月経時の性生活は慎重であるべきというのが専門家の一致した見解であるようだ。
出典:http://www.dumbassdaily.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)