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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】デトロイトの11歳少年、ライフル銃で誤って尻を撃つ 親の留守中に

連日のように銃の暴発、誤射の報道が続くアメリカ。それでもこの国には銃を持つ自由、銃でわが身を守ることの重要性を説く人々がいる。万人が正しく銃を扱う術を知ることが基本条件となるはずだが、その傍らで問題視されているのは犯罪多発地域であればあるほど、初めて銃を握る年齢がどんどん低年齢化していること。このほどミシガン州では…。

ミシガン州デトロイトのヴァーナーハイウェイ地区で7日午前8時半ごろ、11歳の少年が自宅でライフル銃を暴発させ、自身の臀部を撃って病院に救急搬送されるという事件が起きた。当時自宅にいたのは少年1人だけであった。少年は現在も入院中だが容体は安定しているという。

デトロイト市警のホイットニー・ウォルトン警部は地元メディアに、「少年は親の留守中にほんの出来心でその銃を手にしたようです。少年はライフル銃がどこにあるかを知っており、父親が“これで身を護れ”と言って銃を少年に買い与えていた可能性があります」と語っており、そんなに幼くして銃を握らせるべきなのか、市民においても波紋が広がっているもようだ。

犯罪多発地域として悪名高いデトロイトをはじめ、こうした年少者が銃暴発や殺人事件に巻き込まれる例も多いミシガン州。昨年、18歳未満の絡む銃犯罪事件が全米で278件起きているが、そのうち18件がミシガン州で発生した。アメリカでは様々な調査会社が“全米で最も治安の良い(悪い)都市”といったランキングを発表しているが、デトロイトはほぼワースト上位に位置づけられている。

出典:http://www.metrotimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)