いよいよ中国各地で本格的な旅行シーズンに突入しているが、土地によってはヒマを持て余したサルが観光客の訪れを楽しみに待っているものである。だが悪ふざけが過ぎるヤンチャ者も多いので注意が必要。とんだ被害にあった男性の動画が人々の苦笑を誘っている。

こちらは先月31日、YouTubeに“Cheeky monkey pulls down man’s trousers”というタイトルで投稿された動画のサムネイルである。中国・河南省の洛陽市で3匹のサルがある男性を急襲する様子を捉えており、1匹は男性の頭髪を思い切り引っ張り、男性が上半身や顔面を守ろうと必死になっているところ、もう1匹は背後から接近。いきなり両手でズボンをつかむと、ヒザのあたりまで引きずりおろしてしまう。

黒いパンツを穿いたお尻があらわになり、周囲の人々はゲラゲラ大笑い。男性は顔を真っ赤にしてズボンを持ち上げた。これには「アジアの国々では多いサルと一緒のストリートパフォーマンス」との意見も多いが、こうした悪戯でご褒美のエサをもらう楽しみを覚えたサルは何度でも同じことを繰り返すもの。ご主人にはこのサルたちを最期まできちんと飼い遂げて頂かなければ大変なことになりそうだ。

もっとも「“ヤンチャなイタズラっ子”などと呼ばれているうちはまだマシ」と語るのはインド・ビハール州の人々。そこでは近年、サルが人間に対する敵意、殺意をあらわにしており、通行人や通学途中の子供たちに石やレンガを投げるため死傷者が続出している。

出典:https://www.youtube.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）