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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】60代父親、ゲイ告白した20代息子を射殺(米ロサンゼルス)

これだけ同性愛をカミングアウトする者が急増している米国でも、決してそれを受け入れようとしない家族も多い。その典型例が敬虔なクリスチャン家庭である。宗教上、親子断絶を余儀なくされるほどそれは深刻な問題なのだ。このほどロサンゼルスで…。

息子が同性愛者であることを常に恥じていたというクリスチャンの両親。先月下旬、その自宅で息子と母親が遺体となって発見され、父親は殺人の疑いで逮捕された。ロサンゼルス市北西部に暮らすある家庭がバラバラになった悲劇的殺人事件を『ロサンゼルス・タイムズ』ほかが伝えている。

通報を受け自宅に駆けつけた警察官は、散弾銃で撃たれ裏庭で死亡している29歳のアミール・イッサさん、および母親(名前などは明らかにされず)の遺体を浴室で発見し、現場にいたシェハダ・イッサという69歳の父親から事情を聴くことにした。取り調べに対し、シェハダは「浴室の妻が死亡していることに気付き、強盗が押し入ったと思って銃で身構えた。すると目の前にナイフを持ったアミールが現れて撃たざるを得なかった」と正当防衛を主張した。

しかし現場からナイフが発見されないこと、父親が「息子は我が家の恥さらし。殺してやりたい」と口走っていたことが隣人からの情報で判明し、アミールさん殺害容疑での起訴が決まった。ゲイをカミングアウトした息子と両親の間で衝突が絶えなかったというその家庭。検察当局は引き続き母親が死亡した経緯について調べを進めている。

同性愛者の市民権がこれほど認められるようになった今のアメリカにおいても、カミングアウト後に悶着が起こらない家庭などまずないことがわかっている。中には親ばかりか隣人から攻撃されるケースもあり、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の人権擁護団体は彼らの心身の安全が守られていない様子に危機感を募らせる。郡地方検事局も「現代ならではの悲劇です」と表現するその息子殺人事件。父親は4月11日の出廷が予定され、裁判で有罪判決が下った場合は終身刑が言い渡されるであろうと現地メディアは報じている。

出典:http://www.newnownext.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)