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writer : ac

【海外発!Breaking News】2年間探し続けた愛犬、シェルターで奇跡の再会(米)

突然行方不明になってしまった飼い犬のバディ。しかし2年後、飼い主はバディと思わぬところで再会を果たした。『abcnews.go.com』が報じている。

米サウスカロライナ州イーズリーに住むエイプリルさんとコーリー・クロマーさん夫妻の愛犬、バディが行方不明になったのは2年前。夫妻が引越しのときに突然姿を消した。

クロマーさん夫妻は「ありとあらゆる所にポスターを貼り、必死にバディを探しました。でも1年が過ぎても見つからなかったのです。それからは“バディはいい犬だったから、きっと誰かが引き取ってくれたに違いない”と思うことにしたのです」と振り返る。

そして今月13日。チェリーデイルショッピングセンターで友人と待ち合わせをしたものの、時間を持て余したエイプリルさんはすぐ隣にある「グリーンビル郡アニマルケア」にふらりと立ち寄った。そのシェルターで目に飛び込んできたのは、忘れもしない愛犬バディの姿。一瞬自分の目を疑ったというエイプリルさん。その犬を見つめると「バディ?」と声に出してみた。するとその犬はジャンプして応えたという。

シェルターで働くポーラ・チャーチさんによると、バディがシェルターにやってきたのは今月5日のこと。夫妻が暮らすイーズリーから東へ70キロほどに位置するスパータンバーグの町で保護された。

エイプリルさんはバディを見つけた翌日、早速夫のコーリーさんを連れてこのシェルターに戻った。そして「本当にうちのバディなのか、夫に確認してもらおうと思ったのです」と語るとこう続けた。

「バディは最初、恥ずかしそうにしていました。でも私たちが教えたトリックをしっかり覚えていたんです。それで確信しました。この子はバディに間違いないって。バディも私たちのことを思い出してくれたみたいです。」

ポーラさんは「バディとクロマーさん夫妻の喜びようったら…。こちらまで嬉しくなってしまったわ」と笑顔で語る。バディが2年間どこにいたのかは不明だが、栄養状態もよく健康体だという。

クロマーさん夫妻は「バディが戻ってきたからお祝いしなくちゃね。今日はバディを真ん中にして一緒のベッドで眠るわ」と偶然の再会に興奮覚めやらぬ様子だ。

出典:http://abcnews.go.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)