米ニュージャージー州アズベリ・パークのアパートで爆発があり、子供1人を含む3人が病院に搬送された。『app.com』が伝えている。
今月13日夜10時ころ、アズベリ・パークにある3階建てのアパートで爆発があり建物の窓が吹き飛んだ。住人は「密閉した部屋でゴキブリを駆除するスプレーを撒きましたが、その直後にひどい頭痛に襲われたのです。それで窓を開けました」と語っている。
駆けつけたアズベリ・パーク市消防署のスポークスマンであるギャレット・エム・ギバーソンさんは「住人は簡易ガスバーナーを使用しており、ゴキブリを駆除するスプレーの化学成分と空気、そしてガスが作用しあって爆発を起こしたようです」と説明し、次のように明かす。
「幸いなことに建物の被害は1階部分だけでしたが、窓は吹き飛び、玄関のドアは曲がってしまいました。キッチンもひどい状態でしたよ。これだけの爆発が起きたということは、部屋中が噴霧で覆われていたはず。ゴキブリ駆除スプレーを使用するときは適度な換気が必要です。」
この事故で大人2名、子供1名が病院に搬送されたが、怪我は軽く済んだようだ。ギバーソンさんは「重傷者がでなかったことは不幸中の幸いです。しかしながら、今でもアパート中にゴキブリが這い回っており、スプレーの効果は全く確認できません」と苦笑い。現在アパートの住民はアメリカ赤十字社によって用意されたシェルターに一時的に避難しているということだ。
出典:http://www.app.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)