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writer : ac

【海外発!Breaking News】16歳で結婚、18年間手錠をかけられ足首をハンマーでたたかれ監禁された妻(英)

監禁されること18年。「ベッドに手錠でつながれ足首をハンマーでたたかれたこともあった」と語る女性は、子供のために夫の暴力から逃げる決意をした。『dailypost.co.uk』が伝えている。

イギリス北ウェールズ出身のフィオナさん(35)がシルバン・パリー(46)と結婚したのは16歳のとき。パリーは花束、贈り物、優しい言葉、愛を綴った詩や手紙でフィオナさんに猛アタックし、知り合って2週間で婚約した。フィオナさんはすぐ妊娠するが、一緒に住んで初めてパリーがドラッグ常習者であることに気づく。

「真剣なお付き合いは夫が初めてでした。夫は家事がきちんとできていないとか、卵の調理の仕方がなっていないとか、些細なことで私を責め立てるようになり次第にそれがエスカレートしていったんです。自分の手を傷つけないように野球のバットや鉄の鎖、ナイフなど必ず何か凶器となるものを持ちだしてきて殴られました」と語る。

「人里離れた場所に家を構え、友達や家族とも連絡を取ることができず毎日が過ぎていきました。着る服も全て夫が決めました。私は外出できないようにベッドに手錠でつながれ、足首をハンマーでたたかれました。」

フィオナさんが唯一外出できたのは、夫による暴行の怪我で病院に行く時だけだった。偽名を使い、もちろんでたらめの住所を登録し診察を受けている。

「毎日殴られ、レイプされ、いじめを受けました。でも夫は必ず私に泣いて謝るのです。花を買ってくることもありました。そして必ずこういうのです。“もう二度とこんなことはしないから”と。」

そんな彼女に夫から逃げる決意をさせたのは、子供たちだったという。

「子供たちは夫が私に暴力を振るうのを目の当たりにしてきました。そして夫は私だけでなく子供たちも脅すようになりました。子供たちの心にも影響が出始めたとき、これではいけないと思ったのです。」

フィオナさんは隙をみて警察に連絡。パリーは逮捕され現在服役中だ。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ「16歳といえば、人生で一番楽しいとき。私は音楽を聴くこともショッピングを楽しんだこともなかったのです」と語るフィオナさんだが、過去を忘れ前向きに生きていくと心に決めているそうだ。

出典:http://www.dailypost.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)