さすが自然豊かなカリフォルニア、天気予報のライブ中継も時にはこんなワイルドなハプニングが発生するのだ。ロサンゼルスの北に位置するベーカーズフィールドで、「あっ!」と叫ぶようなシーンがお茶の間に流れて話題を呼んでいる。
「巨大な鳥に襲われちゃったよ! いや~、マイッタ!」と苦笑してみせたのは、ベーカーズフィールドのテレビ局『KBFX-TV』の気象予報士、アーロン・パールマンさん。14日朝、「本日の天気はほぼ快晴」などと伝えていたところ、背後から襲いかかったやや大型の黒い鳥にひるんでしまう。床に尻もちでもついたとみえ、画面から彼の姿が一瞬消えてしまったほどだ。
もちろんライブカメラが設置されているのは局の屋上で、アーロンさんは当時スタジオにいた。もしも屋上から中継していたら彼は頭に傷を負っていたかもしれない。「どこかで見たB級映画みたいだなぁ。巨大な鳥が私を襲うだなんて」と言って笑いが止まらないアーロンさん。スタジオ内からも笑い声が漏れているようだ。
しかしカリフォルニア州の自然豊かな土地に暮らす人々にとって、これは笑い事ではない。サンフランシスコでは、背後から人の頭を突っついて逃げるテリムクドリモドキ(Brewer’s Blackbird)を思わせる大きな黒い鳥の攻撃が多発しているのだ。日本でも、カラスがゴミに夢中になるばかりか人間を攻撃するようになったらと思うと非常に怖い。
出典:http://bakersfieldnow.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)