幼い子供に留守番させ、夫婦だけで数時間も外出することはあらゆる意味で危険。だからといってこのような場所に連れていくと…!? マッサージサロンが人気なのはお隣の中国も同じ。ちょっとしたアクシデントが増えていることを『新浪/新聞中心(news.sina.com.cn)』が伝えている。
浙江省杭州市のあるマッサージサロンで13日午後、マッサージ用ベッドの穴に子供の頭がはまってしまったとの通報があり、警察と消防局のレスキュー隊が出動する騒ぎがあった。うつ伏せになっても呼吸が苦しくならないよう、顔の部分が丸くくりぬかれているマッサージ用ベッド。その穴から男児の頭が抜けなくなってしまったというのだ。
男児はそのサロンに家族でやってきた。両親が気持ちよさそうに施術を受けている隣で、ヒマを持てあました男児は空いているベッドを見つけてはゴロン、両親を真似して自分もうつぶせになってみたりしていた。ところが深くまで頭を突っ込むと抜けなくなり、大声で泣き始めた。マッサージ師や両親の手では助けることができず、専門家による救出を要請することにしたという。
マッサージサロンでの小児の事故はこれが初めてではない。2013年7月には江蘇省で5歳女児の頭がやはりベッドの穴にすっぽりとはまってしまった。レスキュー隊が到着しても人力で頭を引っ張り出すことができず、ついには最終手段のカッターを取り出し、穴を切り裂いて広げたという。小児が絡む中国のエスカレーター事故の中には、何事にも「いいよ」と甘やかす家庭で育ち、保護者の目が行き届いていなかった中で幼い子ならではの好奇心とふざけ心が災いしたという例も非常に多い。
出典:http://news.sina.com.cn
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)