現在、同性婚のお相手デヴィッド・ファーニッシュ氏(53)と共に2児を育てている歌手エルトン・ジョン(69)。しかし彼が養っているのは我が子だけではなく、過去に「養子にしたい」と考えていた海外の少年も支援しているという。
2009年のこと、エルトン・ジョンはウクライナにあるHIV陽性の子供達が暮らす孤児院を訪問。そこで出会ったレヴ君を「ぜひ養子に迎え育てたい」と尽力したものの、年を取りすぎていること、また同性愛者であることを理由に政府から拒否されてしまった。
しかしその後、エルトンはレヴ君が家族のもとに戻れるよう尽力。それから続けている支援に絡めて、『Rolling Stone』誌にこう話している。
「そう、祖母のところに行かせたのさ。そして今も、内密に(少年と家族の)支援を続けているんだ。」
ちなみにレヴ君に出会う前のエルトンには、“パパデビュー願望”は微塵もなかったそうだ。
「ああ、いつも“子供はいらない”と言っていた。年が年だし、自己中心的すぎるから(父としての)暮らしなんて不向きだと思ったんだ。」
だがレヴ君と出会ったエルトンは、「パパになれるよ。たったの1時間半で、僕がどんなにあなたに喜びを与えたか考えてごらん」と言われた気分になったという。その後エルトンは、代理母の出産により2児の父に。その決断に後悔は全くないといい、「人生でベストな判断だった」と語っている。
出典:https://www.instagram.com/davidfurnish
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)