このほど、アンジェリーナ・ジョリーがUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）の特使としてレバノンを訪問。そこで13歳のシリア人難民と再会し、喜び合った。

アンジェリーナ・ジョリーが再会を果たしたのは、13歳のシリア人少女ハラさん。彼女には両親がおらず、今はきょうだい達とレバノンで生活している。彼女を訪問したアンジェリーナはこの家族と床に座って交流したが、この時ハラさんの家族は「職業能力を習得してシリアに帰りたい」「花を持って母の墓へ行きたい」などと夢を語ったという。

ちなみにアンジェリーナがハラさんに初めて会ったのは、今から2年前。家族が難民としてレバノン入りした直後だったといい、アンジェリーナは翌年に愛娘シャイロちゃんを連れて、一家と再会を果たしていた。今回はシャイロちゃん抜きでの訪問となったが、シャイロちゃんはアンジェリーナにオモチャやお絵かきセットを託したという。

今回のレバノン訪問で、アンジェリーナは難民問題につき改めて深く考えたもよう。スピーチでは「処刑や死を免れようと逃げだす人々を助けること。そして同時に国民を守ること。それは可能なことで、我々の義務でもあります」と述べ、「来年には、難民の“帰国したい”という思いが叶う状況になっていることを願います」とも語った。

出典：https://twitter.com/refugees
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）