世界中が注目した『第88回アカデミー賞』主演男優賞に5度目のノミネートで悲願の受賞となったレオナルド・ディカプリオ。受賞後初の凱旋となった日本に2年1か月ぶりに来日にした。23日、記者会見の後、東京・六本木ヒルズにて開催されたジャパンプレミアに登壇したディカプリオは、来日を心待ちにした大勢のファンに「Thank you. Thank you」と何度も感謝の意を述べた。
気温がぐっと下がった夜のジャパンプレミア会場には何時間も前から大勢のファンが詰めかけた。ステージに上がったレオナルド・ディカプリオは「こんばんは。東京の皆さん、また戻って来られて本当に嬉しいです。『レヴェナント:蘇えりし者』では本当にものすごい体験をしました。この映画を携えて来られたことを本当に嬉しく思います」とファンへ微笑んだ。
念願のオスカー受賞を果たした時の気持ちについて「今までの作品とは違う画期的な作品でロケ地は過酷な場所、CGもほとんど使わずとにかく一生懸命作った映画でとても特別な作品です。監督が素晴らしい作品を作ってくれたので、オスカーを受賞できて本当に嬉しく思いました」と述べると、ファンから「Congratulations!」との声があちこちから飛んだ。
「もう20年以上になりますが、日本の皆さんは私のキャリアにおいてずっと応援して下さって本当にありがたく思います」と日本のファンへ感謝を表したディカプリオ。イベントでは映画『レヴェナント:蘇えりし者』のヒット祈願とオスカー受賞を皆でお祝いすべく「Congratulations! LEO」の掛け声と共に鏡開きが行われた。
鏡開きの感想を聞かれると「あんまり強く打ったらこれが割れて(中身が)飛び出してくるんじゃないかと、ちょっと怖かったです」とはにかむ。ファンをバックにしたフォトセッションの後、ファンに向けて「Thank you. Thank you」と何度も伝えていたディカプリオ。舞台挨拶後のレッドカーペットでは、テレビ局のインタビューに答えながら集まった大勢のファンにサインや写真撮影リクエストに笑顔で応じていた。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)