中東の5つ星エアラインであるカタール航空が、本拠地ドーハで客室乗務員らに提供している豪華なマンション。その1つに設置されている貯水タンクの中から、女性の遺体が発見されたことを『dohanews.co』が伝えている。

ドーハの国際空港からは数キロ西に位置するHamza BIn Malik通りの、「Stanlli 2」と呼ばれる豪華なマンション。カタール航空では世界から採用された7千人超の客室乗務員（以下CA）がドーハを拠点に世界の空を飛び回っているが、そうした外国籍のCAが暮らすマンションの1つである。このほどそこに設置されている貯水タンクから女性の遺体が発見された。

タンクはマンションの外側に設置されており、1階の入り口には守衛がいるほか監視カメラも設置されているためセキュリティは厳しい。警察では事件性も視野に入れてその女性の身元やDNAについての調査を行っているが、カタール航空のCAでないことだけは確認されているという。

ただし遺体の状況や腐食について情報が示されないことに、そこで暮らしているCAの間からは「いつからその水を飲んでいたのだろう」と不安の声も広まっている。所有者であるカタール航空会社および同国の内務省はこの件についてのコメントをまだ発表していない。

出典：http://dohanews.co
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）