ホテルの客室清掃を担当するハウスキーパーが、寝具やタオルといった洗濯物を放り込むランドリーシューター。このほどラスベガスのあるホテルで、垂直の筒状になっているその設備から女性の遺体が発見された。15階もの高さを真っ逆さまに転落した可能性があるという。
ラスベガスで21日午前2時40分ごろ、34階建のカジノホテル「The D Las Vegas」のランドリーシューター3階部分において女性の遺体が発見された。そのホテルは“ラスベガス・ストリップ”と呼ばれる目抜き通りの北に位置するダウンタウンにあり、そのあたりでNo1カジノホテルとされる「ゴールデンナゲット」のすぐそば。640ほどの客室を持ち、3つ星、あるいは4つ星と評価されているホテルである。
『lasvegassun.com』が伝えているところによれば、亡くなったのはカリフォルニア州サクラメント郡のシトラスハイツから夫と共にラスベガスを訪れ、そのホテルの18階に宿泊していたカリ・メディナ・ブラウンさん。彼女の27歳の誕生日を祝うための旅行であったという。
カリさんが何者かによりそこに突き落とされた可能性を視野に捜査を行っていたラスベガス都市圏警察(Las Vegas Metropolitan Police Department)だが、ホテルの18階に設置されていた監視カメラが夫と離れて歩くカリさんが自らハウスキーピング・クローゼットに入っていく様子を捉えていたこと、そこにクラーク郡検死当局からの報告を併せ「事件性はない」との結論に至った。カリさんの祖父はメディアの取材に、「なぜこのようなことが起きたのか知りたい」と話すなど納得がいかない様子だ。
出典:http://www.reviewjournal.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)