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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】空からネットリした「黒い雨」 米ミシガン州のある町で

このほどミシガン州のある町で、まさかの黒い雨、しかもネットリとした黒い雨が降った。危険な物質が含まれているのではないかとの不安が市民の間に広がっていることをデトロイトのメディア『wxyz.com』が伝えている。

突然上空から黒い雨が降ってきたというのは、デトロイトから30kmほど北に位置する、セントクレア湖に面したハリソン・タウンシップという町。粘り気のある黒いタール状のものが、道路はもちろん、家屋の屋根、ゴミ箱、車のボンネットなど広範囲にわたりボタボタと落ちてきたのだという。

州の環境基準局が集めたサンプルにより調査を進めているが、実はこの町の北半分は「セルフリッジ空軍州兵基地(Selfridge Air National Guard Base)」および「セルフリッジANGB空港(Selfridge Angb Airport)」という2つの空港で占められている。そのため鳥の糞か大気汚染かという意見より、この“黒い雨”はそこを離発着する軍用機からの落下物で成分は石油系であろう、との説が有力視されているもようだ。

「うかつにそれに触らないように」との要請もあり、なす術もない市民たち。いずれ黒い粘液による汚れに関しては行政側で責任をもって清掃にあたるよう期待されている。現在はサンプルの調査結果について発表を待つばかりだが、軍用機の落とし物となれば情報開示を求めて騒動が勃発することは必至であろう。

出典:http://breaking911.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)