何とも皮肉で悲惨なニュースが米テキサス州から飛び込んできた。人々が「殺傷能力を持った巨大な銃のよう」と話題にしていたあるバーベキューグリルが、本当に人の命を奪ってしまった。犠牲になったのはたった4歳の男の子である。
庭で遊ぶことが大好きだったテキサス州リバティ郡のブライアン・ジェイラ君。今月9日、4歳のその小さな体に突然覆いかぶさり、圧迫死させたのは誰もが「形がリボルバー銃にそっくり」と話す非常に重厚な鉄製のバーベキューグリルであった。肉を焼きながらのガーデンパーティをこよなく愛するテキサスの人々の間で、このようなユニークなグリルは大人気であったはずだ。
ヒューストンのメディア『KHOU 11 News』のニュースアンカー、ティム・ウィッツェルさんがTwitterで伝えているところによれば、ブライアン君は家にいた母親が目の届かない庭で遊んでいたもよう。その特異な形のグリルに登ってみたところ本体がひっくり返り、転倒したブライアン君の体に覆いかぶさったという。
母親の911通報で保安官や救急車が駆けつけてすぐに心肺蘇生が行なわれたが、残念ながら搬送先の「ヒューストン・メソジスト・サン・ジャッキント病院(Houston Methodist San Jacinto Hospital)」で死亡が確認された。遺体については司法解剖が行われているが、ブライアン君を亡くした家族は憔悴しきっているという。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)