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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「英国のキレイな空気を輸出します」北京・上海向け新ビジネス!

PM2.5警報レベルが最悪の「レッド」に上がるなど、北京市の大気が非常事態となってしまったと告げられてから約2か月。中国の裕福な人々が今、喉から手が出るほど欲しがっているのは…。

イギリスの実業家レオ・デ・ワッツさん(27)は今、本来はお金で売買される対象ではなかったはずのあるものを中国向けに販売し、ビジネスとしての大成功を狙っている。その商品名は『Aethaer(ギリシャ語で“天空上層の空気”)』。ビン詰めとなっており、中にはきれいな空気が詰まっている。

「こうしたもののためなら彼らはいくらでもお金を出してくれる」とワッツさんも驚いているが、大気も河川も汚染がはなはだしい中国の北京や上海の裕福な人々にとって、それはあまりにも貴重ということなのであろう。日本円にして約13,000円もするというのに、すでに180個が売れたと『ドーセットエコー』紙が伝えている。

詰められる空気はサマセット、ウェールズ、およびドーセットから採取されるとして、ウェブサイトでそれぞれの土地がいかに素晴らしい自然環境を誇っているかを説明するワッツさん。手つかずの自然、ピュアで美味しい水といった言葉からすっかり縁遠くなっていた北京、上海だけに人々の反応は上々で、同じような商売を始めようとする人が世界各国から次々と現れる可能性もありそうだ。

出典:www.msn.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)