竜巻やハリケーンが起きたわけでもないのに、なぜ車が建物の屋根の上に…!? 非常に奇怪なニュースが米カリフォルニア州から飛び込んできた。
ロングビーチやトーランスにも近い南カリフォルニアのパロス・ベルデス・エステーツという海岸沿いの高級住宅地で3日午後3時半ごろ、1台の乗用車が家の屋根の上に乗ってしまうというアクシデントが発生した。911番通報したのはドライバー自身であったという。
地元メディア『KTLA‐5』が伝えているところによれば、ロサンゼルス郡消防局が複数の緊急車両を出動させて救助にあたり、ドライバーを病院に搬送したが、レッカー用のクレーンで吊り上げられた黒いレクサスもボディにひどいダメージを受けている。その邸宅はカリフォルニア州ではおなじみのオレンジ色の瓦屋根を持つスペイン風の建物で、瓦がバラバラになるなど屋根の破損も相当であるようだ。
パロス・ベルデス・エステーツ警察のマーク・ベレス署長は、ドライバーが医学的な問題を抱えていることに触れ、氏名や年齢など情報を明らかにしていない。本人が自宅のガレージに戻る際、そこに続く私道に停められている別の車2台に次々と衝突してハンドル操作をあやまり、そこより低い隣家の敷地に飛び込み、気づいたら屋根の上だったという。当時その家には女性がいたが怪我などはない。現場では処理やその後の警察による調査のため、3時間近く通行止めとなった。
カリフォルニア州の海岸沿いや丘陵地の住宅街はカーブや坂が多く、家の周囲には緑も豊富だが、こうしたアクシデントは無きにしも非ずだという。
出典:http://ktla.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)