海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「昼食にマックやKFCはダメ」と高校 700万円投じ新フェンス設置(豪)

子供たちが昼休みに何を食べようと本人の勝手とばかり、ファストフードを食べたがる子がたくさんいる欧米。だが今、青少年の肥満に悩む先進国の学校はどこも、ランチタイムにしっかりとした食生活の指導をすると謳う時代となっている。このほどオーストラリアのある学校では…。

「肥満撲滅のために、まずは昼食からファストフードを除外する」 こう決心したのは豪・パースにある「Warnbro Community High School」。昼休みになると生徒たちがこっそりと近くのマクドナルドやケンタッキーフライドチキンに向かってしまう。この現状をなんとしてもやめさせたいと学校側が非常に頑丈なフェンスを設置したのだ。

これまでも金網タイプのフェンスがあったが、生徒たちは穴を開けて外に出ていた。ウォーンブロ・サウンド通りにあるそうしたレストランに学校の職員が出向き、「うちの生徒に商品を販売しないでほしい」と幾度も陳情したが、まったく聞き入れてもらえなかったことも理由のひとつだという。こうしてできた新しいフェンス、設置費用はなんと83,000豪ドル(約700万円)であった。しかしカイヤ・ルイーズ・グレーブズ校長は、「これで生徒たちの健康を守れるのであれば」と真剣だ。

気になるのは生徒たちの今後の昼食である。この学校にはかつて学生食堂があったが、生徒たちがファストフードに流れると同時に運営が立ち行かなくなり、廃業していた。だがその原因が絶たれたことで、再び学生食堂が営業を始めようとしている。

出典:http://au.news.yahoo.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)