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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】米・刑務所で悪夢の自傷行為 精神的問題を抱える受刑者は増加の一途

凶悪な犯罪に手を染めて刑務所送りとなった受刑者たち。精神的に問題を抱える者が一定の割合で存在する世界だが、その割合が近年非常に増えてきているそうだ。米コロラド州のある刑務所から不気味な話題が報告されたことをデンバーのメディア『denver.cbslocal.com』が伝えている。

悪夢のような受刑者の自傷行為が報告されたのは、コロラド州ラリマー郡のある刑務所。同郡保安官事務所が1月28日に背筋の凍るような話を披露した。しかし「この出来事はほんの一例です」と保安官。どうみても精神的に問題を抱える受刑者の数が近年とても増えていることを明らかにした。

1月27日午前2時ごろ、その出来事はセキュリティレベルの非常に高いユニットで起きた。見回りを行っていた看守が、ある監房のスライド式ドアの下から何かが転がっていることに気づいた。近づいてみるとそれはなんと人の親指。ある受刑者が手から大量の血を流していたという。

当初は受刑者が誤ってドアの下に手を挟んでしまったものと思われていたが、本人が歯で自身の親指を噛みちぎったことが判明。受刑者は直ちに病院に搬送されたが、指の再接合手術は叶わなかった。しかも治療後には包帯を引き裂いて再びその部分を噛むなど、手が付けられなかったそうだ。

同刑務所では、こうした精神面での治療が必要な受刑者の割合がどんどん増えているとのこと。精神疾患の治療が必要と判断されれば日本でいう「医療刑務所」に送られて治療がメインとなってしまい、刑務所での規律正しい生活を通じて受刑者を更生させ、社会復帰に導くという投獄の本来の趣旨とは異なってしまう。精神疾患に苦しむ者をしっかりとケアし、彼らを犯罪者にしてしまわないような周囲の配慮が何より大切であるようだ。

出典:http://denver.cbslocal.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)