俳優ジョージ・クルーニーが、過激な発言で全米を騒然とさせているドナルド・トランプ氏につき言及。「今のアメリカは政治的にクレイジーな状態だ」と語った。

このほどジョージ・クルーニーが『The Telegraph』の取材に応じ、ドナルド・トランプ氏による「メキシコとの国境に壁を建設する」「ムスリムを入国禁止にする」といった過激な発言についてこのように述べた。

「そんなこと、実現するものか。」
「この国は、そんなことをしたりしない。こんな話があと数か月は続くだろうが、クレイジーな状況もいずれは終わる。そして本当に大事なことを話し合うようになるだろう。」

ジョージはかねてよりトランプ氏“不支持”を表明しており、昨年は同氏による「メキシコ移民は強姦魔」といった仰天発言につき「笑いとばしてやるべき」と語っていた。しかしジョージには政治家に転身する意思はないもよう。「大統領選に出るつもりは？」と頻繁に尋ねられるというが、「外部から（政治的な活動に）関わることには興味があるよ」「でも嫌だ。政治家にはなりたくない」と過去に断言している。
（TechinsightJapan編集部　洋子アンダーソン）