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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】猫1,100匹に豪邸をポン! 自身はトレーラー暮らしで「大満足」の米女性

世の中には大の猫好きを自負し、いつの間にか自宅は野良猫とその子猫であふれ返ってしまったという例もある。しかしその数には驚くばかり。米カリフォルニア州には千匹以上もの猫を世話しているという女性がいた。

カリフォルニア州フレズノ郡パーリアーで、約2万4000平方メートルもの土地に床面積390平方メートルの家を構えるも「そこは猫のためのシェルター。私自身はさび付いたトレーラーハウスで暮らしているの」と語るのは67歳のリネア・ラッタンジオさん。プールやバー付きの眺めも素晴らしい豪邸の5つのベッドルームは猫たちに占領され、それでも「愛する猫たちが私の家で伸び伸びと走り回っている姿が気に入っているの。トレーラーでは20匹の子猫と4匹の子犬を育てているわ」と笑顔で語る。

野良猫や障がいを持った猫の保護、そして飼い主に捨てられた猫の里親を探す「Cat House On The Kings」という猫の愛護団体を運営しているリネアさん。彼女が猫の世話をするようになったのは1992年のこと。大変な繁殖力でその年の終わりには96匹にも増え、その翌年になると彼女は一念発起して動物看護師の資格を取得。検診、ワクチン代、医療費を大きく浮かせられるようになってから飼い猫の数はどんどん増えていった。

こうして24年間で保護、世話してきた猫の合計は約2万8000匹。カリフォルニア州の最高記録であろうと自負するリネアさんだが、「最初の7年は大変だったわ。外部団体からの援助金などには頼らず自分のポケットマネーでと考えていたから、愛車と結婚指輪を売却したこともあるの」と語る。

だが800匹の成猫と300匹の子猫はさすがに1人で世話できるものではない。彼女の元には大勢のボランティアスタッフが詰めかけており、毎日午前4時から大活躍である。また医療面でのケアもおろそかにできないとして、リネアさんはシェルターにICU設備も確保。週に1度、獣医を招いて具合の悪い猫を診察してもらっている。「当団体の最大の使命は猫のために親切な里親を探すことです」とリネアさん。ウェブサイトでは500匹の猫が里子として紹介されているそうだ。

出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)