「これが銃社会のなれの果て」。そう言わざるを得ないようなニュースが頻繁に飛び込んでくるアメリカ。クリスマスほか長い休暇の時期には若者が起こした発砲事件がどうしても増えてしまう。このほどアリゾナ州では…。
アリゾナ州マリコパ郡のチャンドラーで先月31日、ナサニエル・トーマスという19歳少年が友人のゲージ・ボーデンハイマーさんを誤って射殺してしまったことを地元メディア『fox10phoenix.com』が伝えている。警察には撃ったトーマス本人が通報しており、その時は「不正侵入者だ」と正当防衛を装っていた。
頭を撃ち抜かれたボーデンハイマーさんについて警察はその後、彼がトーマスの友人であるという情報を得たことからトーマスの供述は嘘と判明。逮捕となったトーマスは、取り調べに対して「悪ふざけする中で誤って撃ってしまった。まさか銃弾が入っているとは思わなかった。殺すつもりはなかった」などと話している。
仲間を招いて大晦日を過ごしていたトーマス。しかし、そのうちの一人であるボーデンハイマーさんが寝入ってしまったことから、トーマスは拳銃を持ち出してその顔に銃口を向け、空撃ちの音に気づいた時の恐怖の反応を仲間とともに楽しむことにしたという。
※ 画像はfox10phoenix.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)