長丁場のマラソンには「給水」が重要なのは言うまでもない。喉の渇きはマラソンの走りに影響するからだ。しかし今回ご紹介する10キロマラソンは、給水所になんと世界中の“ワイン”が置かれる。『thesun.co.uk』が伝えている。
英ヨークシャーに本社を持つスポーツイベント会社「Team OA」が主催する「Wineathlon(ワインアスロン)」。今年は9月24日、スコットランド最大の都市グラスゴーにて開催が予定されている。2マイル(約3.2キロ)毎に設置されるワインスタンドには世界各国の様々なワインが置かれ、レース終了後は気に入ったワインを購入することも可能というワイン好きにはたまらないマラソンだ。ワインは平均7.5英ポンド(約1200円)で、18歳以上でなければ参加できない。参加者は18英ポンド(約3000円)を支払うが、チャリティイベントでもあるため参加費の上限は設けていないとのこと。600人の枠に、早くも200人がエントリーを済ませているという人気ぶりだ。
昨年9月20日にヨークシャーで開催されたワインアスロンでは3000人以上が参加したというが、ピクニックシート持参でのんびり歩く人もちらほら見られ、過酷なマラソンというよりお祭りといったスタンスのようだ。しかしそこは「ワインアスロン」というだけあって、トップ3にはきちんと賞品も用意されている。またベストドレス賞なるものもあり、ピエロの仮装をした人、かつらをつけて走る人など参加者が楽しめるイベントとなっている。
同じく「Team OA」主催で、4月には9キロを走る「Chocathlon(チョコアスロン)」、12月には6キロを走る「Pieathlon(パイアスロン)」が予定されており、いずれもチョコやパイが並んだスタンドが置かれるという。
出典:http://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)