ビッグマックを猫に食べさせてしまうあたり、肥満というものに慣れきってしまっているお国柄とでも言うべきであろうか。イギリスで最も巨大と言われる猫の“ジンジ”は、あと21gで体重が10kgにもなってしまうそうだ。
この画像は英メディア『mirror.co.uk』によるその記事のスクリーンショット。ロンドン東部ホーンチャーチに家族とともに暮らし、“Mighty Ginge(マイティー・ジンジ)”の愛称で親しまれている猫のジンジ君である。シベリア猫とも呼ばれるサイベリアンフォレストキャットという種類で、大好物はなんとビッグマックだそうだ。
この写真には写っていないが、ジンジ君の飼い主はダニー・ベネットさん(47)。以前交際していた女性から贈られたジンジは食欲が旺盛であっという間に大きくなり、現在の体重は9,979g。抱き上げて測定すれば、頭から伸ばした足の先までは101.6cmにもなる。これはイギリスの子供でいえば2歳児と互角だそうだ。
すでに高齢となり穏やかで優しい性格のジンジだが、ダニーさんは「何の本能かキツネに対して特別な悪感情を持っているようです」と話す。時々庭にキツネが現れると、ジンジは目にも止まらない速さで彼らを追い払うそうだ。「譲り受けた時は普通のサイズでした。どうしてここまで大きくなってしまったのか、獣医に診せても“驚きですね”としか言われません」と首をひねるダニーさん。世間から大きな批判が出そうなその食生活だが、「ビッグマックはもちろん特別な日のごちそうです。それにハーネスをつけて毎日散歩させていますよ」とけん制した。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)