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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】芳香スプレー缶を口に吹きかける米女性「亡き母を思い、いつしか中毒に」

空間によい香りをもたらし、気分を爽快にさせる室内用の芳香スプレー。まさかそれを自分の顔に向かって吹きかける人はいるまい。しかし米ミズーリ州のある女性は、大きく開けた自分の口に向かってそのスプレーボタンを押す毎日を送っているという。

奇想天外な人生を送る人々にスポットを当てる、米ケーブルチャンネルTLCのリアリティ番組『My Strange Addiction』。そこにまたしても危険な行いをする女性が登場し、波紋を広げている。彼女は2人の子供の母親だというミズーリ州在住のイブリンさん(27)。とても危険な行為だとわかっていながら、すでに中毒のレベルであることを自覚していた。

「毎週、多い時で20缶のスプレー缶を消費するわね。自分の口にもスプレーするけれど、氷を入れた飲み物にしても楽しめるの。これをやらなくちゃ私の1日は始まらない。でも何でも良いというわけではなくて、清潔感あふれるリネン系の香りにこだわっているわ。」

可燃性、毒、危険物を体内に摂取するのは正気の沙汰ではないことは百も承知だが、「何年もその行為を続けているのは、リネンの香りがキッチンにいた母の姿を思い出させるからなの」と寂しそうに語ったイブリンさん。最愛の母親を亡くしてから、そのエアフレッシュナー中毒が深まっていったそうだ。

そんなイブリンさんの唯一の理解者は婚約者のリッキーさんである。「彼女のことはもちろん心配している。健康に悪そうな成分ばかりで可燃性だと書いてあるし、すごく気持ち悪い行為だよね」と言いながらも、「イブリンが幸せだと言うから、僕も時々はエアフレッシュナーを飲むのを付き合ってあげるんだ」と驚くようなことを口にする。しかし医師が「それは自殺行為です。あなたはゆっくりと死に向かっていますよ」と告げたことで、イブリンさんは最終的に「止めるよう努力します」と約束した。まだ幼い2人の子供のためにも健康を大切にしてほしいものである。

※ 画像はwashingtonpost.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)