コンドームの販売コーナーをうろつくことは何歳になっても恥ずかしさを感じるもの。ましてや初体験を控え、どのコンドームを選べばよいのか見当もつかないという少年はどうすればよいのか。『press-today.com』の“ヘルス・トゥデイ”というコーナーに興味深い記事を見つけたのでご紹介したい。
スウェーデンで23歳までの青少年の性の悩みや医療相談にあたっている「Stockholm Schools Youth Clinic」では、ちょっとユニークなアイデアが1日から起用され評判を博しているという。看護師であるエディ・サンドストロームさんによると、若者らと話していると彼らが正しいコンドームの選び方をまるでわかっていないことを痛感するといい、クリニックでは特殊なメジャーの配布を開始。「まずは自分のムスコのサイズを正しく把握してほしい。長さではなく太さなんです」と指導している。
イキがってLLサイズを買ったはいいが行為の間に脱落した、きつすぎて不快、破れてしまった…これらのトラブルを避けるために大事になるのは、ペニスの長さよりも勃起時の直径や円周を知っておくことだという。クリニックのウェブサイトでエディさんは「そのため私達はメジャーを1人ひとりにお渡ししています。自宅でミリ単位まで測定し、適切と思われるサイズのコンドームを購入してください」と述べている。コンドームの使用はセックス由来の様々な感染症を予防するためにも重要だが、スウェーデン人はそれを怠りがちで2013年には「性感染症の罹患率は欧州一」という不名誉なレッテルを貼られてしまった。クラミジアは横ばい、淋病はむしろ増加傾向にあるという。
この国では今年1月、まだ17歳の人気アイドル歌手ザラ・ラーション(Zara Larsson)さんが、「もうキツイから嫌だとは言わせないわ。ちゃんとコンドームをつけるべきよ」として自分の素足にコンドームをかぶせ、それをひざ下まで引き伸ばした仰天写真をインスタグラムに投稿して話題となっていた。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)