あちこちでイルミネーションやライトアップが見られ、街はクリスマス一色。家族や友達とレストランでクリスマスパーティーという方も多いことだろう。中央ヨーロッパのチェコ共和国の首都プラハでは12月になると平均最低気温がマイナス3.3度となり雪模様の日も珍しくない。このたびご紹介するのは38歳の男。 ホテルなども建ち並ぶMezibranská 通りにある高級レストランに忍び込み、閉店後、店内の料理を大量に食べまくり、店に800ドル(9万7千円)もの損害を与えたとして逮捕された。
なんとも我慢強いこの男。いつから息を潜めていたのかは不明だが、地元メディア『expats.cz』が伝えたところによると、男は冷え切ったトイレのなかでレストランの閉店をじっと待っていた。そのうちに従業員が帰るのを見届けると、ここぞとばかりにひとりでパーティーを始めた。
この日レストランでは翌日開かれるパーティーのために、1羽5キロはあったという6羽のローストされたガチョウ、3羽のカモ、ピクルス4瓶、フォアグラ6キロからデザートまで、山のようなご馳走が用意されていた。男はよほど空腹だったとみられ、並んでいた全ての料理に手を出し、ワイン数本を空けた上、お持ち帰り用にとビールやイチゴケーキまで箱に詰めた。さらに記念にとでも思ったのか、ロッカーに保管されていたシェフ用の白いズボンやコーヒーマグまでバッグに詰め込んだ。被害総額は800ドル(9万7千円)。しかし、その後清掃にやってきた従業員が男を発見し警察に通報。あっけなく御用となった。男には最大で禁固2年が言い渡されるもようだ。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)