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writer : ac

【海外発!Breaking News】51万超のライトが灯るクリスマスツリー 、ギネス世界記録更新(豪)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)が5年間保持していたクリスマスライトのギネス世界記録が、オーストラリアの首都キャンベラでついに破られた。『guinnessworldrecords.com』が伝えている。

51万8838個のライトで「人工クリスマスツリーのライト数(Largest display of Christmas lights on an artificial tree)」のギネス記録を更新したのは先月27日、キャンベラ在住の弁護士、デヴィッド・リチャーズさんが設置した高さ22メートルのクリスマスツリーである。電気工事士、構造技術者、溶接工、大工、石工、鉄筋工、地元企業などたくさんのボランティアの協力によって設置されたというツリーのてっぺんには5フィート(約1.5m)の星が輝き、ツリーのライトが音楽に合わせて点滅する仕掛けも施されている。

デヴィッドさんは2013年に50万2165個のライトで「自宅に設置されたクリスマスライト数(Most Christmas lights on a residential property)」のギネス世界記録、2014年11月27日には119万4380個のライトを用い「LEDライトで作った最大のイメージ(Largest image made of LED lights)」のギネス世界記録を達成し、地元では“クリスマス・ライトマン”としても有名である。2つの記録はすでに塗り替えられているものの、毎年クリスマスに向けて地元の人々を動かし、カラフルなライトで楽しませているそうだ。

そんなデヴィッドさんの原動力となっているのは、自身が行う慈善事業だ。2002年に1か月の息子を亡くしたことが人生の転機だったといい、それ以降乳幼児突然死症候群の家族を支える活動「SIDS and Kids ACT」に力をいれており、自分と同じ思いで苦しむ家族を支えている。クリスマスツリーにライトが灯ることでたくさんの人に見に来てもらい、募金に協力してもらえればと願っているという。

※ 画像はguinnessworldrecords.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)