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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】20歳下の同僚女性に告白した男、拒絶され豹変「恐怖の館」に誘拐監禁(米)

一方的に恋愛感情を募らせておきながら、相手から拒絶された途端に愛情が憎しみに一転し、予期せぬ行動に出た50代の男。このほど米ルイジアナ州で、36歳の女性がとんだ恐怖を味わったことを『nydailynews.com』が伝えた。

ニューオーリンズにも近いルイジアナ州ジェファーソン郡のケナーで、マリオ・ペレス=ロケという56歳の男が誘拐および逮捕監禁容疑につき逮捕された。被害にあったのは、マリオも働いていたビル清掃会社に勤務するキューバからの移民だという36歳の女性。マリオは英語をうまく話せない彼女に接近し、やがてデートに誘ってみたものの断られると愛しい気持ちは激しい憎悪へと転じ、彼女を自身の家に監禁することを考えたのであった

ケナー警察のブライアン・マグレガー警部補が『タイムズ=ピカユーン(The Times-Picayune)』紙に伝えたところによれば、事件が起きたのは6日朝のこと。マリオは友人を共犯に女性を誘拐し、無理やりニューオーリンズ市ミッドシティの自宅に連れ込むと、さるぐつわで彼女の口をふさぎ、手足を縛って寝室の床下にある小さなスペースに閉じ込めた。しかし手が使えるようになった彼女はマリオと仲間が外出すると拘束をほどいて脱走し、大声をあげて通行人に助けを求めたという。

またマグレガー警部補は『WVUE-TV』に、「マリオの家は至る所に監視カメラが設置されており、壁や扉にはマジックミラーやトリックが施され、鎖や南京錠の類もあった。女性はその家を『恐怖の館』と呼んでいた」などと説明している。ただし床下に寝かせられていた際、頭部に袋を被せられていたことから女性は共犯者の顔はよく確認していない。黙秘を続けているマリオの身柄はジェファーソン郡拘置所へと送られた。

※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)