妊娠、出産といえば人生の大きな転換期。女性にとって妊娠期の症状は様々である。このたび出産した女性は、自身の身体の変化に気づいてはいたものの…。アメリカのマサチューセッツ州より、地元メディア『The Salem News』が驚くべき出産のニュースを伝えている。
ジュディ・ブラウンさん(47)とジェイソン・ブラウンさん(48)は結婚して22年。子供はおらず2人だけの生活を楽しんでいた。
今月4日の夕方、ジュディさんはお腹の痛みに悶え苦しみ、ビバリー・ホスピタルに搬送される。腸の異常を疑っていたジュディさんだが、「おめでたですよ。どこも悪いところなんてありません。あなたは妊娠しているんです。いますぐ分娩の準備に入ります。女の子が産まれますよ」との医師の言葉に耳を疑った。そして心の整理がつかないまま分娩室に運ばれ、1時間後に約3.7キロ、52センチの元気な赤ちゃんを出産したのだ。
ジュディさんは「ずっと赤ちゃんは欲しいと思っていました。でもまさか妊娠しているなんて」と驚きを隠せない。ここ数週間は疲れやすかったりお腹が張ったりと体調が優れなかったが、「もう年だから…」とあきらめていたそうだ。吐き気や食欲がなくなるなどのつわりは一切なかったという。
48歳にして初めてパパになったジェイソンさんは、「生きる目的がまたひとつ増えました。でも私も大きな子供みたいってよく言われるんですよ。我が家には子供が2人できたことになりますね」と新しい家族の誕生を喜んでいる。ブラウンさん夫妻にとって初めての赤ちゃんはキャロライン・ローズと名づけられ、数日後には退院予定だ。病院の看護師によると、妊娠を知らずに受診する患者はいるが、来院後1時間で出産したケースは初めてだという。
※ 画像はsalemnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)