「普通の22歳の男になってリラックスし、スポットライトを浴びることなくプライベートな時間を確保したい」と言い、突如「ワン・ダイレクション(1D)」を去ったゼイン・マリク。それを意外に冷静に受け止めたように見えたメンバー達だが、実はそうでもなかったらしい。
このほど『Style』誌のインタビューを受けたルイ・トムリンソンは、ゼイン・マリクの1D脱退についてこう振り返っている。
「あれはキツかった。(他のメンバーより)僕が、一番辛いと思ったんじゃないかな。」
「でもゼインは幸せになりたがっていた。ハッピーじゃなかったのさ。」
しかし前向きなルイは、「ゼインの脱退はタイミング的には良かった」とコメント。その理由をこのように説明した。
「ゼインは僕達がニューアルバムをつくる前に脱退した。あれは良かったと思う。脱退があったおかげで“これを最高のアルバムにしようぜ”って気分になれたから。懸命にアルバム制作に取り組んだよ。自分達はちゃんとしたバンドなんだ。ここにいて、こういう活動をしているんだって示したかったからね。」
ちなみにゼインの様子がおかしいことは、リアム・ペインも気付いていたそうだ。「特に海外公演に出ると、そういう様子がありありと分かったよ」と当時を振り返ったリアムは、「それでもファンはついて来てくれた。もう1Dが終わりだなんて、ファンは信じなかったんだ」と語っている。
長期間続けたツアーも終え、間もなく活動休止に入る1D。彼らがいつの日か活動を再開することを信じて、ファンはきっと待ち続けるだろう。
※画像は、facebook.com/onedirectionmusicのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)