映画『プラトーン』やTVドラマシリーズで人気を博したものの、しばらくはポルノ女優や娼婦らに溺れスキャンダルまみれになっていた俳優チャーリー・シーン(50)。約4年前にHIV陽性と診断された彼は、元アシスタントに自らHIVを告白していたという。
このほどチャーリー・シーンの元アシスタントというスティーヴ・ハンさんなる男性が『Daily Mail Online』の取材に応じ、いくつかのエピソードを明かした。2011年にチャーリーの元で働くようになったハンさんが様子の異変に気付いたのは、あるパーティを開催した時のこと。脚を切って流血したチャーリーは、以下のように大声をあげたというのだ。
「俺の血に触るな!」
これを不自然に感じたハンさんは、C型肝炎といった病気ではないかと考えたそう。そのハンさんがある日、チャーリーのボディガードともめて落ち込んでいたところ、チャーリーが心配し話しかけて来たという。
「その時僕は少々感情的になってしまい、彼に僕の問題の全てを明かしたんです。」
するとハンさんに同情したチャーリーが「人生はパーフェクトじゃない」「この俺はHIV陽性なんだ」と告白。その時の様子をハンさんはこう振り返る。
「チャーリーはこう言っていました。“大丈夫だ。泣かないでくれ。俺は死なない。状況は良くなるさ”と。」
また、チャーリーは「きちんとケアを受けている」とも告白。ハンさんはチャーリー自身が「HIV陽性=死亡宣告」とは考えていないとも語った。ハチャメチャながら人情味に溢れ、決して悪い人間ではないとされるチャーリー。しかしHIV陽性を知った人の中には彼をゆする者もいたといい、チャーリーはそれに歯止めをかけるためにも自らTVで「HIV陽性だ」と公表するに至った。ちなみに今の体調は良く、複数の出版社が自伝執筆を依頼しているという報道もある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)