今年1月に自宅の浴槽にて意識不明の状態で発見され、夏に死去したボビ・クリスティーナ・ブラウン。わずか22歳という若さで母ホイットニー・ヒューストンのもとに旅立った彼女にまつわる、驚きのニュースが伝えられた。
水を張った浴槽に顔をつけた状態で意識不明になり、脳に大ダメージを受けたボビ・クリスティーナ・ブラウン。彼女はその後病院に搬送されるも状態は悪化する一方で、最終的には「Peachtree Christian Hospice」なるホスピスに移されて息を引き取った。
そのホスピスにて彼女の世話をしていた“看護師”が、なんと“偽看護師”だったと判明した。ソバモウォ(Taiwo Sobamowo、32)容疑者は無資格にもかかわらず、同ホスピスにて看護師として勤務。警察は詐欺及び無資格の看護行為を理由に、ソバモウォ容疑者の取り調べを行っている。すでに「回復は不可能」と宣告されていたボビ・クリスティーナだけに容疑者のケアがどれほど余命に影響したかは不明だが、渦中のホスピス側は「職員のひとりが資格証明に矛盾点があると気づき、即行動を起こし当局に連絡した」と発表している。同容疑者は「資格があることを十分に証明できない」として、8月に解雇されていた。
ちなみに学歴についてはメディカルカレッジを出たと職場に報告してあったものの、そのような証拠も現時点では確認できていないとのこと。最後までボビ・クリスティーナの復活を信じ祈った遺族にとって、あまりにも腹立たしく許しがたい行為である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)