1年ほど前にYouTubeに投稿された動画が、いまだに多くの人々の関心を集めていることを英メディア『sundayworld.com』が伝えている。そこに映っている謎めいた小動物の正体は、ひょっとして日本の“座敷わらし”のようなもの…!?

アルゼンチン・サンタフェのある家庭で、母親がキッチンで遊んでいる赤ちゃんを撮影していたところ、その奥に不思議な小動物が映っているとして昨年4月にYouTubeに投稿され、あっという間に話題となったその動画。閲覧回数はすでに1200万回を突破している。

その小さな生き物について動画では、“悪臭を放ちながらキッチンから庭に出ていった。このあたりでよく見かける野ネズミとも違う。強烈な臭いと夜中の甲高い鳴き声だけは我慢ならないが、害を感じたことはない。この日は幼い息子のベンジャミンが神経質な雰囲気を漂わせていたため、シルヴィアがその様子を撮影しようと携帯電話を手にした。シルヴィアは、以前から息子が自分の部屋で時々独り言を話していることを不思議に思っており、意外にも両者は前から一緒に遊んでいたのかもしれないと話している”などと解説されている。また撮影が2011年と古いことについては、個人情報が漏れることや騒がれることに不安があったため投稿を長いこと迷ったとある。

この動画に対しては“邪悪な精霊ゴブリン”に似せたフェイクという意見も多いが、「家の守り神かもしれないから大事に」という声も。たとえば日本の東北地方では「座敷わらし」が家を守っているという話が古くから親しまれている。これが現れると家内安全、商売は繁盛して女性はよい縁談に恵まれるとされ、決して追い払ってはいけない。こちらが“DUENDE REAL! en Santa fe-Argentina 2014”というタイトルで投稿されたその動画である。

※　画像はYouTubeのサムネイル。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）