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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】病院トイレ個室に遺体。死後5日の清掃員だった(米)

米ニューヨークのある病院のトイレでこのほど男性従業員が遺体となって発見され、死後5日が経過していることが判明した。1人の従業員が仕事を無断欠勤したことはもちろん、家族から捜索への協力依頼があっても無関心であった可能性が高いその病院に対し、警察のメスが入ったもようだ。

『People』誌電子版が報じているところによれば、ニューヨーク市ブロンクスの「モンテフィオーレメディカルセンター」で5日、鍵のかかったトイレの個室の中から、この病院の3階で清掃を担当していたアンソニー・イウソーさんという男性従業員の遺体が発見され、死後5日が経過していることが判明した。

アンソニーさんの兄トーマスさんが『NBC News』の取材に語ったところによれば、アンソニーさんは指を怪我して1日に救急処置室で治療を受けており、それが同病院で最後に確認された姿であった。仕事のため3階に戻り、そこでトイレを利用したものとみられている。またアンソニーさんとの連絡が数日間途絶え、家族が同病院にも捜索の協力を求めていたことに触れ、職員らが真剣に1日以降のアンソニーさんの所在について調べてくれたのかは非常に怪しいとし、院内の監視カメラの映像を見せるよう事務局に求めたと話している。

清掃員が連絡もなく仕事の現場に現れないことに、慌てた様子もみせなかったという同病院の事務局。ニューヨーク市警は事務局側の労働者管理体制に日常的な怠慢があった可能性を視野に調査を進めている。

※ 画像はpeople.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)