俳優ウィル・スミスと女優ジェイダ・ピンケット=スミスの息子ジェイデン・スミスは、現在17歳。すっかり大人びた彼を「クレイジーな奴」という人もいるが、彼はそのような評価を光栄に思っているそうだ。
子役からデビューし、現在も俳優やミュージシャンとして活動中のジェイデン・スミス。彼がこのほど『GQ』誌のインタビューに応じ、いくつかの発言で物議を醸した。まずジェイデンは、セレブな両親のもとに生まれた自身と妹ウィロウにつき、こう語っている。
「俺とウィロウは、科学者のようなものだ。俺たちにとっては全てが人類に課す科学鑑定のようなもの。幸運なことに、俺たちは一度に多くの人間に影響を与えられるし。」
またジェイデンは妹と共にメディアに発するコメントについて「実験だな」と発言。どのように人々が反応するのか予想し、自分達が正しかったのかなどを確認するという。
「人にはクレイジーと思われる。でもそれって光栄なことさ。ガリレオだって、クレイジーって言われていたんだ。俺の言ってる意味が分かるだろ?」
そんなジェイデンも、いつかは学校を運営する人間になりたいそうだ。
「そう、学校を開校するんだ、25歳くらいになったらな。しかも世界規模で。アメリカに2校、ヨーロッパに2校、中国やインド、ロシアやアフリカなんかにも同時にね。」
かなり壮大な夢を持つジェイデンは、「10年後には姿をくらましていたい」「人々を助けたいんだ。誰にも知られずに。でも俺の象徴のようなものを残して“ああ、ジェイデン達だな”って思われたい」とも明かした。ずいぶんとエキセントリックになった彼に、ファンのみならずそうでない人も驚いている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)