いつもがんばっている人や悩んでいる人たちを応援し、笑顔にしたい。江崎グリコ株式会社の活動「スマイルグリコワゴン プロジェクト」の第2弾動画が公開された。グリコワゴンが高齢者介護施設の夏祭りをサポートし、入居者たちの感動する笑顔が詰まったムービーとなっている。
グリコワゴンは「日本中においしさと健康そしてワクワクする笑顔をお届けしたい。」をコンセプトに、グリコの商品を積み込んで出発した赤色のワゴン。これまでに、日本を縦断しながら各地にお菓子と笑顔を届ける活動を続けている。
今年よりグリコは、グリコワゴンとスタッフが「あなた」のかけがえのない人のもとを訪ね、笑顔を作っていく活動「スマイルグリコワゴン プロジェクト」を展開中。その様子をムービーにしてWebなどで公開している。今年2月に公開された第1弾では、ある高校のダンス部の3年生が同プロジェクトに応募し、後輩たちへサプライズを届けた。
9月18日より公開された動画「スマイルグリコワゴン第2弾 最新映像技術と想いが叶えた感動のサプライズ」は、その第2弾。とある高齢者介護施設で開催された夏祭りで、感動のサプライズが行われた。同施設の夏祭りは、年に数回しかない大きな行事の一つであり、入居者たちがとても楽しみにするイベントだという。そんな夏祭りを施設のスタッフと家族が一丸となって演出した。
動画では、まず今回の依頼内容が映し出される。続いてスタッフから「特別な一日を家族と一緒に過ごしてもらいたい」という想いや、入居者の家族から「少しでも笑顔になってほしい」といった想いが語られる。そのそれぞれの想いを手紙にして、グリコのお菓子の箱に詰め込まれた。
そして始まった、2015年の夏祭り。施設にはスタッフの手作りの屋台が並び、今年のメインイベントであるファッションショーが行われた。着飾った参加者に、温かい拍手が送られて大盛り上がりの中、夏祭りは幕を閉じる。
しかし感動のサプライズはここから。スタッフや家族たちが、入居者を外に誘い出す。「なになに?」と驚いた表情の入居者だったが、外で待ち構えていたグリコワゴンを見ると「えーっ!」と歓声が上がる。ワゴンのハッチが開かれると、大量のグリコの箱が積まれている。入居者一人一人にその箱が手渡されると、中には大量の菓子、想いのこもった手紙、そして花火大会への招待状が入っていた。
なかなか夜に出歩くことができなくなった入居者たちに、大切な人と見る花火大会がプレゼントされたのだ。最新技術によってドームテントに再現された美しい花火を見た入居者たちは、うっとりとした表情や笑顔を浮かべる。サプライズ花火大会は大成功に終った。そして最後には、グリコワゴンが「ありがとう」の声に包まれながら見送られたのだった。
入居者たちをなんとかして楽しませたいという、施設のスタッフや家族の想い。そして「スマイルグリコワゴンプロジェクト」のサポートによって実現した今回のサプライズ。この約6分の動画には、感動的な笑顔が溢れている。
■スマイルグリコワゴンプロジェクト
http://cp.glico.jp/wagon/index.html
(TechinsightJapan編集部 七海香)