マイアミからシカゴに向けて上空を飛行中だったアメリカン航空の旅客機で、女の乗客が客室乗務員にキスし、さらに暴力をふるったことから身柄を拘束された。約3時間で目的地に到着するはずであったフライトはインディアナポリスで緊急着陸となり、他の乗客も大変な迷惑をこうむったことが伝えられている。

マイアミ発シカゴ行きのアメリカン航空1284便で14日午後、女の乗客の迷惑行為により大変な騒動が起きていたことを『abc7chicago.com』が伝えている。機体はインディアナ州、ケンタッキー州の州境上空を飛行中であったが、機長はインディアナポリスでの緊急着陸を要請。そこでマリオン郡保安官が機内に乗りこみ、ダニエラ・ヴェレス＝ライエという25歳の女が身柄を拘束された。

ダニエラは搭乗した時から大量の汗をかくなど様子がおかしく、自分の座席が見つからないと行ったり来たりを繰り返していたと他の乗客は証言。着席して飛行機が離陸するとさらに落ち着かなくなり、前の座席を蹴って怒られるとその男性を叩くなど態度を荒らげた。そこで客室乗務員（以下CA）がダニエラを機体の後方に連れて行き、冷静になるようなだめるとボーイフレンドについての相談が始まった。しかしダニエラは突然CAの顔をつかみ、キスした後で引っ叩いたという。ダニエラは紊乱（びんらん）行為、公共の交通に対する危険妨害行為、暴行、公務執行妨害など複数の罪に問われるものとみられている。

※　画像はheavy.comのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）