海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】中国人女性、自らの太ももにナイフを突き刺す「反犬食を叫ぶ奴らへの抗議よ」

犬を食べる食文化を猛烈に批判する動物保護団体の活動家たちに、「余計なお世話だ」と激怒するのはそれで生計を立てている人々。またしても中国で彼らが衝突する場面があったが、意外な場所が流血の惨事となったことから大きな話題となってしまった。

このほど西安の高速道路で、「Xi’an Small Animal Protection Association」という小動物保護協会の60人を超すメンバーが、200頭もの犬を載せて食肉処理場に向かっているとみられるトラックの進路を妨害するという騒動が勃発した。『CCTV』が報じたところによれば、「犬肉を扱う正規の業者なら、政府が発行した食品衛生責任者の証明書があるだろう」と詰め寄られ、しどろもどろとなったトラックの運転手が警察に通報された。そんな状況に激昂した運転手の妻。彼女はいきなりキッチンナイフを握りしめると自分の太ももに突き刺し、血を流して泣きわめきながら抗議した後で病院に救急搬送された。なお違法な業者による輸送であったことが判明すると、すべての犬がアニマルシェルターに保護されたという。

広西チワン族自治区玉林市では今年6月、世界中から非難されながらも犬肉を食する祭りが開催された。ところが何千という犬たちが長距離トラックで会場に運ばれてくる中で病気のまん延も確認されており、違法な運輸業者も多いことから警察や保健衛生当局はこのイベントに困惑している。またこのたびの騒動と同様、取り締まりに反発する中で自身の手首を噛むなど、理性を失った女性が過激な行動に出ることはままあるという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)