誰でも一生に一度くらいはある“一目惚れ”という経験。英スタッフォード在住の女性は今、自分をメロメロにしてしまったある男性を捜している。何としてももう一度会いたくて…。
英ヴァージン・トレインズ(Virgin Trains)の「スタッフォード」駅ホームで2週間ほど前のこと、目と目があった途端、名も知らぬ男性の笑顔にハートを射抜かれてしまったある女性。彼女はその男性との再会を強く切望している。その時は恥ずかしくて声をかけることが出来ないまま別れてしまったものの募る恋心を抑えきれず、彼女は意を決して改札口の職員に相談した。すると親切な彼らはこんなポスターを掲示してくれたのだ(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)。
『あなたを捜しています』
“この駅であなたを見かけた女性が、あなたとどうしても会いたくてたまらないと言っています。細めでブロンドヘア、黒い革のジャケットに黒いブーツというスタイルで44歳。そしてあなたは背が高く、シルバーグレーの髪で灰色のスーツを着ていました。靴は黒で、黒のキャリーバッグを持っていましたね。”
“8月6日木曜日午後5時50分から7時の間、彼女にたくさん微笑みかけ、アイコンタクトをしてきたあなた、しかし彼女は6時56分に1番線ホームから列車に乗りました。究極のロマンチストで内気な彼女はあなたに声をかけることができませんでしたが、今でもずっとあなたを想っています。どうか改札口のカウンターに申し出て下さい。”
ヴァージン・トレインズの広報担当者はこの件について、ここで見初め合った男女のキューピッド役になれるのはとても幸せなことと言い、このポスターが彼の目に留まり、職員に声をかけてくれることを祈るばかりだと英メディア『mirror.co.uk』に話している。もっとも通りがかりの人の反応は、「スケベな既婚者ってところだな」「あちこちの女に色目を使っているんだろう」などとやや冷ややかであるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)