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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】動物園の赤ちゃんヒヒを誘拐した20代女「7歳息子の誕生日祝いに」(マケドニア)

ギリシャの北に位置する東欧のマケドニア共和国。ここのある動物園でヒヒの赤ちゃんが失踪し、大きな騒動になった。その後、人間による誘拐事件であったことが判明したが、目的はいったい…!?

マケドニアの首都スコピエにある動物園「ZOO Skopje」で10日、生後1歳半の赤ちゃんヒヒ“ルカ”が姿を消すという事件が起きた。逮捕されたのは26歳の女とその夫で、警察での供述内容が話題となっているもようだ。

通報を受けて向かった動物園の飼育室では、ワイヤーが切断されケージがこじ開けられていることから、何者かが侵入してルカを誘拐したものと踏んだ警察官ら。彼らは4時間ほど後、カバダルチという町のある家にいたルカを無事保護し、26歳の女と共犯者である夫を逮捕した。

「この赤ちゃんは私から息子へのプレゼントだったの。7歳の誕生日にって。息子は耳が聞こえないけれど動物が大好きで、息子とはよく動物園に出かけていたわ。赤ちゃんヒヒは中でも一番のお気に入りだったの。」

女は動機をそう語ったが、これは許されもしない動物略取誘拐罪。夫婦は逮捕され、ルカは動物園に戻された。健気で愛嬌たっぷりなルカは動物園の人気者であったが、母ヒヒは生後間もなく育児を放棄しており、甘える相手はお兄ちゃんたちだったという。

※ 画像はfacebook.com/ZooSkopjeのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)