ミス・ワールド・コロンビア次期代表の座にも近づきつつあった美女が、中国の空港で不法な向精神薬を所持していたことから身柄を拘束された。死刑の可能性もあることから関係者の間で緊張が走っている。
このほど中国・広東省の「広州白雲国際空港」で、精神作用の強いドラッグを所持していたコロンビア出身のジュリアナ・ロペス(Juliana López=22)が逮捕された。ジュリアナはモデルとして活躍する中、ミス・ワールド・コロンビア代表の座を目指しており、コロンビア第二の都市メデジンの予選大会では優勝候補の1人であったもよう。しかしこの逮捕の報告を受け、大会本部は彼女の落選を決定している。
友人が地元メディアに語った話によれば、ジュリアナは衣類やアクセサリーの買い付けをするため、2週前ほど前に中国に向けて旅立ったとのこと。出身地のメデジンで女子サッカーチームに身を置くジュリアナには友人やファンも多く、チームのコーチであるアレハンドロ・デュークさんは「ジュリアナの家族がすぐにでも中国へ飛び有能な弁護士を雇えるよう、チャリティーマッチで皆さんからの寄付を募る予定です」と話している。
祖国の誰もが「死刑になるほどの罪ではない」と感じている一方で、中国は薬物絡みの犯罪にも臆することなく死刑を言い渡す非常に厳しい国である。もしも中国で裁かれ有罪判決が下れば、他の外国人犯罪者と同様に死刑あるいは終身刑を言い渡されることになるであろう。ちなみにこれまでも複数名の日本人が中国で処刑されており、麻薬密輸罪や麻薬(薬物)売買罪が圧倒的多数を占めている。
※ 画像はelespectador.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)