「起床時に顔に残る皮脂は、実はお肌にとって必要な脂分だから、朝は水でさっと洗い流す程度で十分。」過去にあるエステサロンでこんな話を聞いたことがある。だが、この「朝洗顔は水でささっと」説は本当だろうか。寝ている間にも皮脂はしっかり分泌される。べたつきの残る小鼻にファンデーションを塗りたいとは思わない。お化粧はクリアな肌に施したい。朝も夜同様、スキンケアの基本の基本は「洗う」にあるのではないだろうか。今回ご紹介するのは洗顔の重要性や夏のスキンケアに関する美容家と読者モデルの座談会。「洗顔」をテーマに語りつくすにあたってピックアップされたのはロクシタンの『イモーテル インテンスクレンジングフォーム』である。
<全く異なる10代と20代の肌。25歳は肌の最初の曲がり角。>
美容家・鈴木絢子さん(以下鈴木)
:「皆さん、10代の頃と比べて、『変わった』『違う』と感じるお肌の悩みはありますか?」
読モ・越馬千春さん(以下越馬)
:「全然違います。やっぱり気になるのは毛穴! 特に小鼻のあたりだけ毛穴が目立つようになりました。」
読モ・磯部奈央さん(以下磯部)
:「私も毛穴の開きが悩みです。メーク直しの回数が増えて『10代の頃はこんなに崩れなかったのに』と思うことがあります。」
読モ・安岡あゆみさん(以下安岡)
:「私は10代の頃は、皮脂でベタベタだったのに、20代になってからは乾燥がひどくて悩んでいます。ファンデーションをつけるときも、パウダータイプだとパリパリして頬が痛くなるほど。」
鈴木:「安岡さんは、かなり乾燥が進んでいる状態ですね。最年少の水野さん(25歳)はいかがですか? ちょうど25歳というのは、一般的に“お肌の曲がり角”の第一段階と言われているので、変化を感じることが多いようです。」
読モ・水野佐彩さん(以下水野)
:「そう言えば、最近になって周囲から『目じりの小ジワとほうれい線がスゴイ』と言われるようになってしまって。実はすごく気にしています。」
鈴木:「なるほど。周囲から指摘されるということは、少なからず変化が出ているのかもしれないですね。でも(乾燥に悩む)安岡さんも(ほうれい線に悩む)水野さんも、“基本のケア”をしっかりすれば、まだ十分間に合います。ここでいう基本のケアとは『落とす』そして『潤す』ことです。洗顔と保湿がやっぱり一番の決め手になるのです。」
<“塗る”ケアに気を取られすぎ。実は見落としがち一番大切な“落とす”ケア。>
鈴木:「次に皆さんが夏のスキンケアで気を付けていることを教えてください。」
越馬:「私は、夏は化粧水の“2本使い”をしています。1本は美白化粧水で、もう1本はプレ化粧水的に使っています。」
磯部:「私も化粧水は2本使いしています。あとは、アイクリームと、毛穴ケアクリームと、顔全体に使うクリームと。部位ごとにクリームを併用したり。色々使うと安心するんです(笑)。」
安岡:「私はおおざっぱなので、一年中オールインワンのスキンケアを使います。でも、その日の肌の調子に合わせて、日焼けした日はパックをしたり、乾燥が気になる日はクリームを重ねづけしたり、その時々に合ったケアをプラスしています。」
鈴木:「皆さん、スキンケアはご自身の肌状態に合わせて、こだわりを持ってらっしゃるようですね。でも、何か気づきませんか?」
全員:「?」
鈴木:「“塗るケア”は十分なほどしているのに、“落とすケア”の声はほとんど聞こえてきませんでした。」
全員:「あ!」
鈴木:「効果の高いUVケアを使う機会も多い夏場は特に、“しっかり落とすこと”を第一に心がけましょう。そして、紫外線を浴びた肌は乾燥しがちなので、たっぷりと保湿してあげることが重要です。」
<残った皮脂が水分を弾いてしまうことも。朝も洗顔フォームでしっかり皮脂を落とすことが大切。>
水野:「やっぱり洗顔は大切なのですね。 私、朝の洗顔は水だけでバシャバシャ洗っているのですけど、朝も洗顔フォームは使った方が良いですか?」
鈴木:「もちろん、朝も(洗顔フォームを)使ってください。『寝ている間は、外気の汚れが付かないから』と、洗顔フォームを使わない方も多いようですが、就寝中は想像以上に皮脂が出ているものです。皮脂がべったりついている状態で水だけで洗顔しても、皮脂が水を弾いてしまいます。特に夏場は就寝中に汗をたっぷりかいていますし、しっかりと余分な皮脂やべたつきを取り去ってあげることが大切です。」
磯部:「確かに、皮脂や汚れが付いた状態の肌では、上からどんな高価なスキンケアを使っても無意味ですよね。しっかりお肌をリセットしてから、スキンケアもメークもするように心がけます。」
<洗顔の命は“泡”。人の手では作り出せない濃密な泡『イモーテル インテンスクレンジングフォーム』。>
鈴木:「皆さん『イモーテル インテンスクレンジングフォーム』を1週間ほど使ってみて、いかがでしたか?」
安岡(乾燥に悩む):「香りがいいですよね。ズボラな性格なので、洗顔もスキンケアもオールインワンが好き。この洗顔フォームは石鹸を泡立てる手間もないので、すごく楽でした。」
越馬(小鼻の毛穴が気になる):「モチモチの泡にビックリしました。顔全体が泡にすっぽり包まれる感じで気持ち良いし、洗い上がりもしっとり。むきたてタマゴみたいにツルツルになりました。」
磯部(毛穴の開きが悩み):「最初にパンフレットの写真を見たときは『本当に、こんなモチモチした泡が出るの?』と思いましたが、すごく弾力のあるもっちりした泡ですよね。空気に触れてもヘタらないのに、肌にのせるとふわーっと溶けていくみたいに馴染むから、汚れもしっかり落とせました。」
鈴木:「洗顔の命は“泡”です。ただ、これだけ濃密な泡は、人の手では作れません。このマイクロフォームが、毛穴の奥の汚れまで吸着してくれます。しっかりした泡が作れていないまま洗顔すると、ゴシゴシこする形となって、摩擦で肌を傷めてしまうこともあります。そこから乾燥や肌トラブルを引き起こす原因になるのですよ。だからこそ、泡の質感も重視してほしいポイントです。」
水野(ほうれい線に悩む):「いつも泡立てネットを使って、洗顔石鹸を泡立てていたけれど、こんな弾力のある泡は作れていませんでした。」
鈴木:「ちなみに皆さんは、洗顔フォームを選ぶとき、どんなところを重視していますか?」
磯部(毛穴の開きが悩み):「やっぱり“つっぱらないこと”ですね。汚れをしっかりオフできるという点は重要ですが、洗い上がりがつっぱっていると、汚れどころか肌の水分まで取られている感じがして、怖くなってしまいます。」
越馬(小鼻の毛穴が気になる):「洗い上がりに潤いが感じられるものが良いです。そういう意味では、汚れもしっかり落としつつ、保湿もできるイモーテルの洗顔フォームはパーフェクトでした。」
鈴木:「厳選されたオーガニックイモーテルから抽出されたエキスが、お肌にハリや潤いを与えてくれるのです。『イモーテル インテンスクレンジングフォーム』は、洗顔しながら保湿ケアできるのが特長です。目元まわりは特に、皮膚が薄くて摩擦に弱いので注意が必要なのですが、このモチモチ泡ならスムーズです。」
座談会のなかで特に印象に残ったのは「どんなに高級スキンケアも皮脂や汚れが残った肌に使ったのでは意味がない」という読者モデル・磯部さんの感想。そして「洗顔は“泡”が命」という美容家・鈴木さんのアドバイスだ。とかく我々は“落とす”スキンケアより“塗る”スキンケアに目が行きがちのようだ。
鈴木さんいわく、乾燥に悩む安岡さんもほうれい線に悩む水野さんも、基本である洗顔をしっかりすることによってまだまだ「十分間に合う」とのこと。何事も基本が大切。まずは良質な泡でしっかりと“落とす”ことからスキンケアを見直してみてはいかがだろう。
■ロクシタン イモーテルシリーズ
http://www.loccitane.co.jp/jp/20150603_immo/
(TechinsightJapan編集部 村上あい)