暑い日に飲みたくなるのは、キンキンに冷えたビールではないだろうか。仕事終わりのビールは、1日の疲れを癒してくれる存在とも言える。なかでも、発泡酒『麒麟淡麗〈生〉』は17年というロングセラーを誇り、根強いファンを持つ。そんな『麒麟淡麗〈生〉』が『淡麗極上〈生〉』に大幅リニューアルを果たし、“淡麗史上最高”の飲みごたえへ進化。多くのユーザーから好評の声があがっている。
キリンビール株式会社は、発泡酒市場No.1をひた走る主力商品『麒麟淡麗〈生〉』を2015年2月『淡麗極上〈生〉』にフルリニューアル。「ビールに負けないうまさ」を目指し、開発には3年もの期間をかけたという。もちろん変わったのはネーミングだけではない。進化したポイントは3つ。
まずは、味覚だ。『淡麗極上〈生〉』の原料は、麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類、水。なかでも大麦はうまみのつまった二条大麦を従来よりも40%増量し、コクを高めた。さらに仕込工程では、麦芽と大麦をそれぞれ最適な条件で仕込む「ダブル仕込製法」という新製法を採用。これらの工夫によって、極上のコクとキレで淡麗史上最も力強い飲みごたえを実現したのだ。
次にパッケージ。18年目にして初のパッケージフルリニューアルとなり、これまでの淡麗らしい本格感を踏襲しながら、ゴールドとシルバーを取り入れた新たなデザインとなった。そしてネーミングは、「極上」を冠し、キリンビールの総力を結集したことを表している。
「味覚」「パッケージ」「ネーミング」を大胆に変える今回のリニューアルは、ブランドにとってはもちろん、『淡麗極上〈生〉』が淡麗シリーズの中心ブランドであるということから考えても大きなチャレンジだということがわかるだろう。
気になるリニューアル後の結果だが、今年4月の『淡麗極上〈生〉』の売上は昨年対比で約108%と好調。さらにリニューアル後(直近3か月)は、ユーザー数が昨対比148%増と驚異的なユーザー数伸び率を記録している。勝負をかけたフルリニューアルは、大成功となったようだ。
これは、『淡麗極上〈生〉』を実際に飲んだユーザーの声からも見て取れる。ユーザーからは「ビールとほとんど差がないように感じた」「キレが良かった、また飲みたいと思った」「今までの発泡酒にないコクと味の深みがある。定番にしたい」などの感想が寄せられた。これなら「発泡酒は認めない!」といったビール党でも、美味しく飲むことができそうである。また「前のパッケージの淡麗と比べて味が濃厚ですっきりしている」「とても進化をしていると感じました」と、淡麗ファンも驚いた完成度のようだ。
好評の声を知り、ビール好きの記者も『淡麗極上〈生〉』を飲んでみた。発泡酒は味が薄いイメージがあったが、『淡麗極上〈生〉』は深いコクがあり、しっかり飲んだ感がある。また後味もよく、毎日飲んでも飽きないと思った。また「おいしい、安いで日本を明るくしたい」というキリンの想いのもと、購入しやすい価格は従来のまま。これなら毎日の晩酌にもピッタリだ。
キリンビールが全身全霊をこめて進化させた『淡麗極上〈生〉』。昔は淡麗を飲んでいたけど最近は飲んでいないという人、発泡酒をどこか敬遠していた人も、まず一度飲んでみてほしい。一口飲めばその違いが分かるだろう。
■キリン『淡麗極上〈生〉』ページ
http://www.kirin.co.jp/products/beer/tanrei/
(TechinsightJapan編集部 七海香)